美術館を知る。

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超<集客力>革命  人気美術館が知っているお客の呼び方 (oneテーマ21)

美術館に人を呼ぶために、外観を変え、最寄りの駅名を変え、多数のイベントを企画。集客のために死力を注ぐ「美術館界の革命児」が教える集客のマジック。そこから、まとめました。

美術館を知る。

美術館の良さ

  • それは、専門家が太鼓判を押す名作の「本物」をその目で鑑賞できるすばらしい場所。最近の言葉で言えば、まさに「最強のコンテンツ」を比較的安価な料金で、大勢の人たちに提供できるの。

美術館の評価

  • 美術館を訪れるとき、「コレクション(収蔵品)の量と質」「建築の個性と空間の心地よさ」「美術館と街の関係」の三つの観点から、その美術館を評価する。

理想

  • 理想とする美術館は、欧米の美術館のように、何も考えずに、ぶらっと訪れることができる美術館。そして、できれば、遠方からやってきた友人を案内したくなるような場所であってほしい。美術館は市民の応接間のような場所というのが美術館像
  • 美術作品は「わかる」必要などない。大切なのは「感じる」こと。わからないことをわかることが作品に一歩近づくということ。「わからない、だが、なんとなく気になる」。そこに作品の入口がある。疑問もまた「感性」の発動である。

経営

  • 年間入場者数の目標を立て、そのためにクリアしなければならない一日の入場者数を意識している。入場者数が少ない時には、テレビや新聞に声をかける。ただ、「取り上げてください」では取り上げてくれないので、ニュースになるようなネタを用意する。

企画

  • 展覧会を単館でやるにせよ、巡回展に加わるにせよ、最終的には美術館の企画会議で検討する。展覧会には準備も必要なので、数年後までのスケジュールが決まっている。展覧会企画は、この美術館が本来「やるべき」かどうかという観点で見ている
  • タイトルがつまらなければ、見に行きたいと思ってもらうことは難しい。タイトルに華やかさとユーモアがあって、興味を惹く。なんだか面白そうだ、そんな期待を掻き立てる。

美術館の世界事情

アメリカ

  • アメリカで美術館の館長を務めるには、スポンサーを集められ、展覧会の予算を確保できることや、それまでに評判を取った展覧会企画を手掛けたことが重要視される。
  • アメリカは日本と違い、公立美術館は少なく、ほとんど財団法人が運営している。そのため、館長はCEOも兼ねており、経営的手腕が必要とされている。

日本

  • 日本の美術館は、中流か、それ以上の金銭的余裕のある美術愛好家を対象としてきた。そのため、堅苦しいイメージができあがり、敷居が高くなってしまって、お行儀のいい客でなければ入る資格がないような雰囲気になってしまった。
  • 日本の美術館の館長は、月に数日出勤するだけの「名誉職」が多いが、専従でなければできないはず。館長の仕事は対外的活動(県や市との調整、スポンサー企業の交流や新規開拓)が中心でも、週3日は、美術館に出勤すること。そして、地元に住み、生活すべき

世界の美術館ベスト10+1

  • ルーブル美術館
  • ポンピドゥーセンター(パリ)
  • 大英博物館
  • テートモダン・ヴィクトリア&アルバート博物館
  • ナショナルギャラリー(ロンドン)
  • プラド美術館(マドリッド)
  • メトロポリタン美術館
  • NY近代美術館(NY)
  • ボストン美術館
  • シカゴ美術館

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