自分がなりたい大人ってありますか?

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大人の実力

自分がなりたい大人ってありますか?

概要

  • 浅田作品の殺し文句を抜粋して紹介していて、「大人としての美しさ」を訴えています。

名言

  • 書物さえあれば、親も学校もいらない。それだけで、いっぱしの大人になることはできる。世の中が豊かになり、さまざまの利器が登場して、書物に親しむ時間を奪い始めた。大人の実力を退行させ続ける原因は、その現実にある
  • 人間ならば、いかなる事情があろうと、血をつなぐ子や孫をわが手にかけてはなりませぬ。それが士道なりと言うなら、武士など人間ではない獣でござります。
  • この明るさは天性のものではあるまい。世の中の辛酸をなめ、少しでも暗くなったら押しつぶされてしまうから、つとめて明るく生きてきたのだろう。
  • 貧と賤と富と貴とが、けっして人間の値打ちを決めはしない。人間たるもの、なかんずく武士たる者、男たる者の価値はひとえに、その者の内なる勇気と法懦とにかかっている
  • みてくれとか、お金のあるなしとか、弁がたつとか、そういうのって、人間の見栄じゃないですか。中味とはちがう。
  • 天は彼らに、使命を与えたのである。彼らはあまたの人々の中から選ばれ、人々の幸福のために尽くすよう、天から命ぜられているのである。運良と呼ばれる者は、その栄光と等量の責任を常に負っている
  • 他人の痛みはわかってやりながら、自分の痛みはけっして他人に悟らせようとしない。あの人は何の理屈もなく、そういう武士道を生きた人だった。
  • 学問することの楽しみを忘れ、ただ立身のためのみにお仕着せの教養を身につけ、しかも決して「習う」ことなく、次々と忘れていく。高度な教育がすべての人々に行き渡っても、世の中が少しもよくはならないのは、多分このせいであろう。
  • 平和は無知な人間によって壊される。だから、平和のために必要なものは、真の教育と、それによって培われた豊かな教養であると、知識は人間を生かすのだと、この人は信じ続けている。
  • 一流の犯罪者は、一流の政治家や実業家と同様、基本的ポリシィを持っている。利益はそうした思想の副産物である。
  • 魂の行方を定めるものは、善悪ではなく、死するときの覚悟であるように思えてならなかった。
  • 自己表現のできない女は損よ。大人の女なら必ずしも自己主張する必要はない。でも、自己表現はしなくちゃだめ。主張は権利だけど、表現は義務。このあたりをはき違えると、実力も努力も正当に評価されない。 
  • カネというものは、苦労して作った本人でなければ、その重要性はわからないもの。親から頂戴したカネを子供が有意義に使いこなすという例はあまりない。わからないなりに保守に徹すれば二代目としてほぼ合格。
  • 「描かれた花は天然の花の美しさには及ばない。しかし、愛する人に胸の思いを込めて描いた花は、おそらく、天然の花に増して美しい」
  • 真の努力をした者は、己れの努力の至らなさを知る。だから、その結果、どれほどの名望を得ようとも、それを容易に信じようとしない。自分を取り巻く人々のすべてが、自分より優れた者だと考えてしまう
大人の実力

大人の実力

  • 浅田次郎
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