ソフトウエア企業のスタートアップで意識したいこと

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ソフトウエア企業の競争戦略

本書は、Microsoft社やIBM社を代表とするソフトウエア産業に焦点を当て、競争戦略の現状を横断的に解説しています。そこから、ソフトウエア企業のスタートアップで意識したいことをまとめました。

ソフトウエア企業のスタートアップで意識したいこと

柔軟性を大事に

  • ソフトウエアのスタートアップ企業は、例外なく柔軟性が必要である。たいていの場合ソフトウエア企業は、現実の市場機会と競合企業に遭遇した際には、最初の戦略、ビジネスモデル、そして製品またはサービスを、現実に合わせて変更しなければならなくなるだろう。

目に見えるものを早く、早く出す

  • プロトタイプや製品の初期バージョンを見ないで、潜在顧客が購入の仮契約書にサインすることはほとんどありえない。プロトタイプをつくることを通して、新しい会社にとって、その製品を市場に出し、販売し、流通させ、製品サポートを行うことがどのくらい簡単か、または難しいのかをだれもが目にすることができるようになる。
  • 起業家とそのビジネスプランは、面白そうなアイデアや技術、または製品コンセプトを単に表現するに留まらず、会社設立後1~2年以内といった初期段階に、成長と利益を生むビジネスの提案ができなければならない。

チャレンジにびびらない

  • 新進の起業家にとっておそらくもっとも重要なことは、資金支援の困難さと低い成功確率を見て、気をくじかれないようにすることである。チャレンジなしに成功はない。VCの金庫に眠る数十億ドルの資金を得るスタートアップ企業はいる。そして、そのうちの1社があなたの会社かもしれない。

シェアをとるために

  • 規模だけが、市場または事業計画を魅力的にするのではない。とりわけ競合企業に対する明確な優位性を確保し、顧客へのアクセスが優れ、模造を防ぐ何らかの手段をもたない限り、スタートアップ企業がわずかでも市場シェアを獲得できる保証は一切ない。

結局人に比例してしまうことをどうするか

  • 大半のサービス企業は、従業員数が増えなければ売上げが増えず、会社が大きくなればなるほど、赤字を出さないためにはプロジェクト数や売上げを増やさなければならなくなる。ハイブリッド・ソリューション企業と異なりサービス企業は、カスタム・システムを構築して、継続的なメンテナンスや定期的に大きな機能拡張を行わない限り、顧客から継続的に収益を得ることはできないのである。
ソフトウエア企業の競争戦略

ソフトウエア企業の競争戦略

  • マイケル・A.クスマノ

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