選手に慕われる森保監督の「らしさ」

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一流(はじめりゅう)

サンフレッチェ広島を就任初年度から優勝に導いた森保監督。本書は、その秘訣をまとめていますが、その中から、選手に慕われる森保監督の「らしさ」をまとめてみました。

① 選手の目線も分かる監督

選手選考で悩んでしまう

 まずは、誰を先発メンバーで使うか。チームがうまく機能している場合には、あまりメンバーをいじらないのが鉄則とされる。ただし、調子がいいとしても、悩むときは悩む。
控えメンバーにすら入れてやれない選手たちのことを思うと、正直つらくなってくる。この作業って、オレの性に合わない、オレって監督に向いてないのかもしれないなどと考えてしまうこともある。

ピッチで叫び、一緒に戦う

 ボクは、試合が始まるとついつい叫びまくって指示を与えてしまう。選手たちと一緒になって戦っている気持ちになるからだ。でも、それがプレーを判断する選手たちの目をくもらせてはまずい。
 あるとき、「大丈夫?オレ、うるさくない?うるさかったら、そういってくれよ。(指示出しを)やめるから」と選手たちに聞いたことがあった。
 「いや、大丈夫ですよ。一緒に戦いましょう」
 なんて監督思いの選手たちなんだ!

② チーム編成

一般的な考え

  • シーズンの初めの方で、選手の評価をある程度定め、何人か見切る。(見切る人数はそれぞれ)
  • 残った18~20人から、さらに試合に絡んでいける少数精鋭に適した練習をする。
  • 人数を絞った方が短期で成果が出やすい。これは、結果が求められる外国人監督にとって、特に重要となる。

森保一監督の考え

  • 全ての選手に、例えサンフレッチェ広島の所属選手でなくなっても、「プロのサッカー選手」として成長してもらいたい。
  • シーズン中であっても、通常練習の後に、若手だけで練習(2部連)を行い、Jリーグのトップクラスの練習量を与える。
  • 2部連を監督自身が観察し、選手の頑張りを評価できるようにした。それによって、チームが活性化した。

③ 自身が行いつつも、選手に伝えていること

誇りと責任感

  • サンフレッチェでプレーできることに誇りを持とう。広島の代表としてプレーしているのだという自覚を持ってほしい。サポーターをはじめ、サンフレッチェにかかわっているすべての人の思いを背負って戦っているわけで、その責任は重い。口先だけで言うのではなく、心の底からそういう意識を持たなければならない。

単純な言葉の繰り返し

  • 単純な言い回しでは、相手に「おーっ!」と感じさせることの説得力はないかもしれない。しかしながら、響かないようなフレーズでも、言い続ければ、いつの間にか相手の心に染みつかせることはできると思う。
  • そもそも話すのを得意とするわけではないボクにとって、伝えることの難しさはたぶん永遠の課題といえるだろう。変にうまく話そうとするよりも、とにかく素直な感情で、真摯にストレートに伝えることを心がけている。
  • 感想

    上記のまとめ以外にも、広島に就任した経緯や、サッカーの考え方ものっており、買ってよかった本でした。

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