土日の「遅起き」はもったいない理由

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朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!

人間の体は、夜明け前から起きるための準備を始めています。しかし、昼過ぎに起きると、せっかくの準備が水の泡となり、長時間寝たとしても、体がだるく感じたり、頭痛がしたり、活力が出てこないことが多くなります。

土日に長く寝ると逆効果

土曜日や日曜日に、ずっと寝ていて、午後に起きた経験はありませんか。そのとき、スッキリ目覚めて、活力が湧いてきたでしょうか。「たくさん眠ったはずなのに、なぜか力が出ない、体が痛い」という状態になってしまった人もいるのではないでしょうか。

午後まで眠れば、睡眠時間が長くなりますから、力が湧きそうなものです。ところが、実際にはそうはなりません。むしろ、力が出てこなくて、だるさを感じる状態になってしまいます。それは、ホルモンの働きによるものです。

体内に合わせて睡眠をすることが大切

明け方の睡眠は、起きて活動するための準備時間」で述べたように、明け方になると、「コルチゾール」というホルモンが肝臓のグリコーゲンを分解して、ブドウ糖を作り、血中のブドウ糖濃度を高めてくれます。それがエネルギー源となるため、起き上がって、布団から出て、活動を始めることができます。

しかし、起きて活動を始めないと、エネルギーが消費されず、ブドウ糖が余ってしまいます。ブドウ糖は、生体活動のエネルギー源として非常に重要なものですが、ガソリンのような危険物ですから、血液中に余剰に残っていると、血管を傷めたり、神経を傷めたりします。

また、腎臓が血液中の老廃物のフィルターとして働いていますが、血中のブドウ糖が多いと、フィルターしきれなくて、腎臓が傷んでしまうこともあります。ひどくなると、腎臓に穴が開いて、そこから糖分がどんどん出ていってしまう可能性もあります。

そのような害を避けるため、人間の体は、作られたブドウ糖が消費されなければ、インスリンの働きで、血液から体に戻して、蓄えるようになっています。使われなかったガソリンは、危険性の少ない脂肪に変えられて体に蓄えられていくのです。

午後に起きようとするときには、血液中のブドウ糖は体のほうに戻ってしまい、ブドウ糖が少ない状態で起きなければいけないことになります。疲れを取るために午後まで寝ていたのに、午後になってもだるさが残っていてなかなか起きられないのはこのためです。起き上がるエネルギーが不足しているのです。

「コルチゾール」は、体内時計の指令を受けて、夜が明けるころを目指して、ブドウ糖を作り始めます。スッキリと気持ちよく起きるためには、ブドウ糖濃度が高まった7時前後に起きることが大切です。

ブドウ糖がたくさん作られている5時半から8時半の3時間くらいの間に起きるようにすることが、目覚めを良くするコツです。それを過ぎると、ブドウ糖の量が減って、起きにくくなってしまいます。

「明日は午後から」と思って、昼まで寝てしまうと、目覚めが悪くなり、午後の効率は高まりません。それよりも、少し眠くても5時半から8時半の間に起きて、どうしても眠ければ午後に1時間半くらい昼寝をする、というほうがおすすめです。

土日で、睡眠を補う

平日の睡眠時間を最低限のラインにすると、睡眠が不足して、眠気が襲ってくることもあります。眠い状態で勉強していても、効率はよくありませんから、土日は少し多めに寝て、睡眠を補うようにしましょう。平日の睡眠より「1時間半(90分)」程度増やすのが、最も効果的です。

睡眠時間は、1時間半の周期で、浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)を繰り返しています(「睡眠は、1サイクル1時間半」参照)。ですから、1時間半を一つのサイクルと考えると、質の高い効率的な睡眠をとることができます。

平日は、ギリギリまで睡眠時間を削っていますので、睡眠時間を補うために、土日は1サイクル(90分)、または2サイクル(3時間)睡眠時間を増やしましょう。

土曜日7時間半睡眠で足りない子は、もう1サイクル増やして、9時間の睡眠をとって下さい。ただし、9時間寝る場合に、起きる時間を3時間遅くしてしまうと、生活リズムが崩れて、月曜日の朝に起きられなくなってしまうことがあります。9時間の睡眠をとらせる場合には、就寝時間を早めて、午後10時には寝かせましょう。

平日の4時間半睡眠を続けることは、かなりキツイかもしれませんので、土日に6時間睡眠で足りないときには、もう1サイクル加えて7時間半の睡眠でもいいでしょう。

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