水族館をうまく回るコツ

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水族館の通になる―年間3千万人を魅了する楽園の謎 (祥伝社新書)

水族館の面白い話をまとめた本です。その中から、『水族館をうまく回るコツ』と『水族館側と観覧者の見学時間の想定がうまくいっていない』をまとめてみました。人間の行動が少し分かると思います。

水族館をうまく回るコツ

時間のペースに気をつけよう。

  • 初めて訪れる水族館では、あるいは水族館が好きな人ほど、途中で時間がなくなって、一番楽しみにしているコーナーをじっくり見ることができなくなってしまう。残念なことに、水族館の最後のクライマックス展示コーナーを、足早に駆け抜けてしまう人はかなり多いのだ。

ペース配分が狂ってしまう理由

  • それは、水族館のアリの巣のように曲がりくねった通路に入ってしまうと、建物のどこにいるかが分からなくなり、距離感や時間間隔を失ってしまうからだが、それに輪をかけて、水族館を作った人の意図と、観覧者の気持ちに大きなズレがあることを知っておくといい。

はやる気持ちを抑えて、館内マップを見よう。

  • まず館内マップで、館内のことをしっかり把握すること。実際、水族館に入ったとたん、水槽でなくマップを見るのは、だれもが時間が惜しいように感じるのだが、そこを曲げてマップをじっくり見ていただきたい。
  • さらに、心と時間に余裕があるなら、まず最後までざっと見て、それから気になるところに戻る、という方法をとると、時間配分が楽になるだけでなく、見落としも少なくなる。

水族館側と観覧者の見学時間の想定がうまくいっていない

作り手の考える水族館

  • 水族館を作った人たちのほとんどが考える水族館の構成はこうだ。「最初のコーナーは序章、そこからコーナーを進むごとに驚きや面白みを強くしていき、一番のクライマックスは最後に持ってくる。そうすればもっとも満足度が高くなるはず」と。

客が感じる水族館

  • お客にとって、水族館にやってくるまでの長い道のりと時間のことがあって、それがすでに序章なのだ。一番最初に見るコーナーなり水槽なりは、すでにクライマックス。空腹時の肉まんと同じで、どれほどショボくてもおいしいのだ。
  • しかもその直前に払った決して安くない入場料のことが頭に残っているから、しっかりもとを取らなくてはならないと思う。子どもが、ペンギンだイルカだとお目当てに急ごうとすると、「しっかり見なさい!(もったいないから)」と、叱っているお母さんをよく見かけるだろう。

まとめると

  • 水族館側と観覧者の見学時間の想定が、まったく逆転してしまっている。だから、入り口付近は、どの水族館でも一番混み合う場所になっている。

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