アロマテラピーを利用した快眠テクニック!

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アロマテラピーで気持よく眠ろう!

睡眠が足りないと肌はカサカサ、ボロボロになります。かのクレオパトラは、ベッドの周りをバラの花びらで満たし、その香りで眠りについて美貌を保っていたといわれます。

植物の香りには、ヒトの気分を高揚させる「興奮系」と、気分を落ち着かせる「鎮静系」があります。

植物由来の芳香成分(精油)を用いて健康や美容の促進を目的としたメソッドを「アロマテラピー」といいます。アロマは「芳香」、テラピーは「療法」という意味です。

この言葉が生まれたのは20世紀に入ってからですが、そのずっと以前から人びとは、生活を豊かにするために香りを有効活用してきました。

日本にも香りを楽しむ風習が古くからあります。〝香を聞く〟香道は、茶道と並ぶ日本オリジナルの文化です。

アロマテラピーの専門家が安眠のためにすすめるのは、「ラべンダー」「サンダルウッド」「カモミール・ローマン」といった鎮静系のアロマ。

ラベンダーは地中海原産のシソ科の植物で、青紫色の鮮やかな花を咲かせます。日本でも北海道には大規模なラベンダー畑があります。その香りは優しく、ほっと落ち着ける気分になります。

サンダルウッドは、香道でもおなじみの白檀科の植物。インド原産で、インドでは古くから瞑想に欠かせない香りだったそうです。その香りは甘く温かみがあり、確かに静かに瞑想したくなる雰囲気があります。

カモミール・ローマンは、ヨーロッパ原産のキク科の多年草です。リンゴの香りに似た、フルーティでみずみずしいアロマが特徴です。ちなみに「カモミール」とは、ギリシャ語「カマイメロン(地面のリンゴ)」に由来するそうです。

カモミールティというハーブティも有名ですが、こちらは一年草の「カモミール・ジャーマン」という種類を用いるのが一般的です。

香りを効果的に広げるアロマディフューザーを使うと、部屋のなかに植物の香りがいっぱいに広がります。

ただし、食べ物に好き嫌いがあるように、香りにも好き嫌いがあります。いくら鎮静系だといっても、ラベンダーやサンダルウッドなどの香りが嫌いなら、気分は逆にイライラしてしまうかもしれません。

香りを眠りに取り入れるなら、その香りが自分の好きなものであることが前提条件です。アロマテラピーは医学的にその鎮静メカニズムが解明されているわけではなく、効果は経験的に確かめられたものです。

ラベンダーやサンダルウッドなどの香りが大好きで、それで気分がほっと落ち着く感じがするなら、枕カバーにアロマオイルを1滴垂らしたり、寝室に香らせておいたりすると良いと思います。

クレオパトラがバラの香りで安眠できたのも、何よりも彼女がバラの香りを愛していたからでしょう。ただし、睡眠中の嗅覚は低下しますから、寝入るまでのお楽しみ。香りに熟睡作用を期待するのは、お門違いのようです。

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