焼香・線香の正しい作法

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イザという時あわてない!「冠婚葬祭」ワザあり事典―マナー・しきたりがしっかり身につく (PHP文庫)

焼香をあげる順番は

焼香の順番は、たいてい通夜や告別式の席次に準じるもので、喪主が最初に、あとは血縁の濃い順となる。

遺族に続く親族も血縁の順になるが、年齢なども考慮するならそうこだわる必要はないだろう。

友人・知人となると難しくなり、故人との関係の深い順ということになるが、一番と二番くらいは決められてもあとはあいまい。

これは参列者同士の認識によるところが大きくなり、着席のときの序列がそのまま焼香の順になるので、葬儀開始前におおまかな席次を決めて世話役に案内してもらっておけばいいだろう。

線香の火はあおいで消す

焼香なら問題はないが、弔問で祭壇に線香を立てなければならないときは注意が必要である。

右手に持ってろうそくの炎から火をつけ、線香に燃え移ったらその炎は左手であおいで消す。けっして吹き消したり、線香を振って消してはいけない。

立てる数は基本的に一本だけで、二、三本を立てるときもまとめずに、火をつけたものを一本ずつ立てていくこと。

おおぜいの人が立てるときは、あとの人のことも考えてなるべく香炉の奥のほうへ立てるようにす
と親切だ。そのあと静かに合掌して故人の冥福を祈る。

香は二本指でつまむのが基本

焼香をする場合、はじめに遺影に合掌する。抹香は右手の親指と人差し指の二本だけでつまむのが基本である。使っても中指の三本までであくまで少量をつまむ。

ほかの指もいっしょに軽く握り込み、頭を下げながら目の高さでおしいただいてから香炉に落とす。

宗派によって、香をくべる回数が一回とか三回とかさまざまあるがそれにこだわる必要はなく、会葬者の多い場合など時間節約の面からも一回で十分だ。

もともと香をたくのは、霊前を清めてから合掌するためなのだから、回数よりも心を込めて祈ることのほうが大切である。

最初と終わりに遺族と僧侶に一礼するのを忘れずに。

回し焼香の場合

祭壇に焼香台が設けられていなくて、香炉を乗せた盆や台が会葬者の間で順送りされ、その場で焼香するのが回し焼香だ。

隣の人から受け取ったら一礼し、自分の前に香炉台を置き、次の順の人に「お先に」の意味を込めて一礼、さらに祭壇に向かって合掌してから焼香する。

座っていてもぎゅう詰めで台を置くスペースがないとき、椅子に腰掛けているときは、台や盆は自
膝の上に置けばよい。

次の人に香炉を渡すときの一礼も忘れずに。

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