特選!!プロジェクトの現在と未来を映す12パターン

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アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

本書は、プロジェクトによく見られるパターンを86抽出。ここでは、失敗に向かう兆候や、逆にうまく回っている組織の特徴を、ユニークな名前(ニックネーム)をつけて12パターンを紹介します。

特選!!プロジェクトの現在と未来を映す12パターン

① 死んだ魚

  • プロジェクトが始まった日から、そのプロジェクトは死んでいると誰もが気づいているのに、誰も言わない。よくある例は、要件定義で何となく嫌な匂いを嗅ぎ取り、苦労しながら設計・構築を行い、出来上がりが見えた頃に、どうにもならなくなっていく。

② レミングサイクル

  • プロセスには調整しろと書いているのに、チームは調整しない標準プロセスを守り続ける。決まり事を守ることに集中し過ぎて、肝心のビジネスのスピードを落とすこととなっている。

③ ダッシュボード

  • 強いチームと弱いチームが使うが、並のチームは使わない。ダッシュボードによる見える化の効果を知っているチームは少ない。

④ 永遠の議論

  • いつまでも不満を訴える権利を与えていては、議論は終わらない。プロジェクト末期になるほど、こういうミーティングが増えて、打合せだけの時間がどんどん長くなる。

⑤ アトラス

  • リーダーがあらゆることに長けている。リーダーが仕事を抱えすぎて、リーダー自身がボトルネックになっている。そういうチームはスケーラブルでなく、リーダーが倒れたらチームは機能不全になる。

⑥ ソビエト式

  • 完成した製品は顧客が要求した機能を全て揃えているが、嫌われてすぐに捨てられる。リーンスタートアップに出てくるMVP(実用最低限の機能を持つ製品)とは真反対だ。

⑦ ポーカーの夕べ

  • 職務に関係のない活動のために、組織のあちこちから人が集まる。休憩室や喫煙室のこと

⑧ 明日には日が昇る

  • マネージャは、将来の進捗の平均は過去の進捗の平均を上回ると信じている。マネージャは、見積りする時、開発者の成長度合いも計算に入れている。同じプロジェクトに3ヶ月もいれば、技術も人間関係にも慣れて、アウトプットの量も開発速度も増えるだろう、と。だが、幸運も不運も平均的に訪れるとすれば、いつも順調とは限らない。

⑨ 変更の季節

  • プロジェクト期間中に何度か、スコープを変更するタイミングが訪れる。そのタイミングは普通は、イテレーションの切れ目にある。

⑩ 生半可なアイデアの美徳

  • チームは、生半可に思えるアイデアでも育てようとする。

⑪ 機能のスープ

  • 製品にはバラバラな機能がぎっしり詰め込まれるが、その多くは、顧客の本当のビジネスニーズにはほとんど役に立たない。

⑫ 真実はゆっくり告げる

  • 企業文化の圧力のせいで、人びとは不快な情報を隠すようになる。

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