お笑い芸人→放送作家になった著者が教えるアイデア企画術

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お笑い芸人に学ぶ ウケる!アイデア術

企画書術① 伝えたいことを簡潔に

たくさんのアイデアの中から、自身で精査したりブレストしたりしながら、1つの企画を紙に落とし込む際、今までかかった時間の分だけ、いろいろと伝えたい気持ちもあると思います。しかし、いろいろ書けば書くほど、伝えたいことがぼんやりしてしまうのです。

先ほど示した大喜利のプロポーズのお題を見ていただくと、それが分かると思います。大喜利は特にフリップ1枚に答えを書くので、書ける文字数も制限されます。そこで自然と芸人さんは簡潔に笑いが取れる表現力を身に付けたのです。

企画書も大喜利と同じです。目的は違いますが、相手に簡潔に伝わらなければいけません。たくさん書いてある企画書ほどすごいということではないのです。

中には「企画書は1枚でいい」という人もいます。言いたいことが簡潔に表されていれば、1枚でも相手に伝わるというのです。「現状こんな課題がある。それを解決するために新しくこれをやりたい。その結果こんな未来が待っています」──このように、まずは企画の肝をひとことで表しましょう。そして、その上でデータの裏付けや具体的な展開案などが付いてくるのです。

今もし、企画書を作り終えたところなら、削れる部分はないか? 逆に肝はきちんと書けているか? などをもう一度確認してみてください。

企画書術② 図解で分かりやすく

文章だけで表現するより、グラフや図、イラストなどを用いて分かりやすくします。初めて見る相手がより理解しやすい企画書を心がけましょう。

文章だけの企画書がダメとは言いませんが、相手のためを思うなら上手く図解を利用することをオススメします。図解には、情報をひと目で理解できるというメリットがあります。また図解を用いることで、そこに書いてある文章にも厚みが出てきます。文章、グラフ、図、イラストなどを効果的に使うのが良い企画書と言えるでしょう。

企画書術③ 仕掛けを用意する

企画書に文章を書く場合、改行などの工夫をせず、単に文字を並べたものほど読みにくい文章はありません。企画書の構成やレイアウトが悪いと、内容以前に読む気が失せてしまいます。そこで、相手にきちんと読んでもらい、内容を理解してもらうため、大事な文章を強調したり、簡潔な表現を用いるなどして、伝える工夫が必要になってきます。

もちろん見た目だけでなく、中身にも仕掛けを用意しましょう。「良い企画とは共感させる企画」。自分の思いを書いて相手がそれに共感してくれたら一番良いのですが、必ずしも相手が共感してくれるとは限りません。そこで、意図的に相手に共感させる仕掛けを作ることが大事です。

そのためにやるべきことは、「最初に共感ポイントを持ってくる」という方法です。

企画書術④ 愛を込めて書く

私が放送作家になった当初、あるプロデューサーから「企画書はラブレターだ」と言われました。決定権のある相手を口説くために、どんな魅力的な内容やセンスのある言葉で書けるかが大事だと。

ただし、「好きだ」「愛している」を連呼したところで、相手はYESと言ってくれません。「どんなところが好きなのか?」「なぜ愛しているのか?」などを具体的に書く必要があります。それも、相手によってさまざまな口説きのテクニックが必要になってくるでしょう。

相手のことを想ってラブレターのように企画書を書いてみてください。企画書への向き合い方が今までと違ってくると思います。

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