エミリー【絵本】の感想

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エミリー

「エミリー」は19世紀の米詩人、エミリー・ディキンスン。
彼女は常に白い服を着ていて、生涯の殆どを自宅の敷地から出ることなく過ごしたと言われている。
その詩もどことなくエキセントリック、だけど簡潔かつ静かな情熱にあふれているものだった。
この絵本は彼女の家の前に引っ越してきた女の子と詩人・エミリーのある日の心の交流が描かれている。
ひょんなことからエミリーを訪ねることになった女の子。期待と不安を抱えたまま、両親に内緒でポケットにお土産の白百合の球根を入れてゆく。「春」を持ってきたの、とエミリーに差し出す。そのお返しにこっそり手渡された紙切れ。そこには出来上がったばかりの詩が走り書きされていた。この詩はこれから芽吹くのだとエミリーは言い添えて、、。                                                

感想

「変わり者」とされていた詩人、エミリーを愛情と敬意をこめて別の角度から描いた作品であり、文の合間からは美しい世界が音楽のようにこぼれ落ちてくる。大人よりこどもに勧めたい、芸術性の高い一冊。

エミリー

エミリー

  • マイケル ビダード

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