マーケティングのコンセプトとミックス

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マーケティング (日経文庫)

マーケティングを200Pにザックリとまとめた本で、その中から基本を重視してまとめました。

マーケティングの位置づけ

マーケティングとは

  • ターゲットとする相手から望ましい反応を得るための仕組みづくりであって、販売だけではない。

マーケティングとマーケティングプロセス

マーケティングとは、「顧客価値を創造し、伝達し、説得するプロセス」なのであり、マーケティング・プロセスは、製品が存在する以前からスタートし、製品の開発が進んでる間にも行われ、製品が市場に送り出された後も継続することを理解しておきたい。

マーケティングの理想

  • 販売活動が不要になるところまで顧客を知り尽くすこと。

3つのコンセプト

  • マーケティングを行うために、3つの意識したいこと。

1.製品コンセプト(プロダクト・アウト)

  • 「自社の製品」をより良くして提供しようとすること。
  • 目の前の製品に気をとられすぎて、「顧客のニーズを満たそう」という姿勢が失われる恐れがある。   

2.販売コンセプト

  • 売込みとプロモーション努力に頼ろうとする理念。
  • 「販売数字」のみに注意が注がれる恐れがあり、その結果、顧客との長期的な関係を築く努力がおろそかになることもある。

3.マーケティング・コンセプト

  • 顧客満足を意識し、そのために市場が求める商品の開発を意識すること。いわゆる、「マーケット・イン」や、「外から内への視点変更」と呼ばれるものである。

マーケティング・ミックス

  • マーケティングミックスとは、マーケティング戦略において、望ましい反応を市場から引き出すために、マーケティング・ツールを組み合わせることである。様々なツールがあるが、今回は代表的な4Pと4Cを紹介する。

4つのP:売り手側の視点

  • 良い商品を作るための4つの勘所。
  • Product(製品):製品、サービス、品質、デザイン、ブランド 等
  • Price(価格):価格、割引、支払条件、信用取引 等
  • Promotion(プロモーション):広告宣伝、ダイレクトマーケティング 等
  • Place(流通):チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等

4つのC:買い手側の視点

  • 良い商品に加え、顧客視点を追加するために生み出された。
  • Consumer(消費者のニーズやウォンツが商品)
  • Customer cost(顧客コスト)
  • Communication(コミュニケーション)
  • Convenience(流通は利便性)

ピンポイントで響いた部分

  • 孫子「私が敵を攻略した戦術は、全ての人が理解できる。だが、勝利を導き出した戦略は誰にも分からない」
  • ポーター「オペレーションの効率化は簡単に模倣でき、競合他社がすぐに追随してくる。競合他社と同じことをよりよく行うのではなく、違うことを行わなければならない。」
  • 大西洋の横断飛行に初めて成功したのがリンドバーグであることは、アメリカ人ならみな知っている。 しかし、より短い時間、少ない燃料で二番目に成功したバート・ヒンクラーを知る人は少ない。 一方で、アメリア・エアハートは、初めて成功した女性ということでよく知られている。 この話は、一番手でなければ、「女性」という新たなカテゴリーを創造すべきであることを教えてくれる。また、後発企業は、競合ブランドより「いかに優れている」よりも「何が新しいのか」を主張するべきであることを示唆してくれる。

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