小説のような登場人物になろう。浅田次郎に導かれて。

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世の中それほど不公平じゃない 浅田次郎 最初で最後の人生相談

浅田次郎が人生相談を、常識や非常識?に解決していく本で、特に、2章で小説の登場人物にさせるような助言と、小説家というベースから出る仕事論が面白かったです。

第2章 家族・友人

一番面白かった章

  • 悩み相談をしてくる人々を、小説の登場人物のように生き生きする気がして、オススメです。

自立していく子供の世話をしたい親に対して

  • 親は、自立していく子供を祝福しよう。親元にいるよりも成長する。
  • 子度は、自立して、一歩でも大人になるということこそ最大の親孝行。18や19の子供にいったいなんの親孝行ができるんだ。生意気なことを言うんじゃない

友達に厳しい意見を言ってしまって、自己嫌悪になってしまった若者に対して

  • 親友なら、義絶する覚悟で、義のために絶交するくらいのつもりで言ってあげなさい。調子のいいことだけ言って保っている関係なんて友達でもなんでもない。

女性に浮気がばれてしまったことに対して

  • 女はね、女房というのはね、どんなに自分が確信を持って問い詰めていたとしても、残りの1パーセントは信じてくれているんだよ。つまり、男はなんとしてもその1パーセントにとんでもない大ウソをねじ込んでいかなければならない。
  • まとめ者として思うには、『浮気は最低だと思いますが、いい意味でこういう男気を発揮したいものです』

妊娠して態度が豹変した嫁を持つ旦那に対して

  • 嫁は永遠の恋人だと思え。
  • よくある話でさ、結婚したとたんに急にカッコ悪くなる旦那っているんだよ。ひとりで何もできなくなったり、家の中での身だしなみに気を遣わなくなったり・・・・・・。これは男はやったらダメだよ。妻というのは永遠の恋人だという覚悟をしておかなきゃ。

第3章 仕事

小説家というベースからつむがれる言葉

  • 小説家という肉体的にも精神的に追い込まれる立場から、仕事の価値観を感じ取れると思います。

名言

  • 仕事とは、当事者が「くだらない」と思った瞬間に本当にくだらなくなってしまう。
  • 自分に近い人から大切にしていくというのが、良い人生を歩むための鉄則。
  • 一生懸命仕事をしてもだらだら仕事をしても、疲れる度合いは一緒。
  • 最初から面白い仕事なんかない。
  • 世界は、あなたが思っているほど不公平ではない。

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