約600枚ものスライドで語られるデザイン理論

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プレゼンテーションzenデザイン

以下、各章末のまとめを引用・改変したものを掲載します。

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イントロダクション

1章:デザインは命である

・ビジュアルは感情的なレベルで聴衆の心に触れるものである。

・デザインの基本原理を知ることによって、私達の仕事は少しだけ楽になり、聴衆の仕事はずっと楽になる。

・自由を得るためには「型」が必要である。

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1部|構成要素

2章:タイポグラフィの活用

・常に一番後ろの席の人に合わせてスライドをデザインしよう

・書体はコンテンツやあなた自身について多くのことを物語るものである

★様々な活用を。ex.同じファミリーでのウエイトに差をつける/2つの異種ファミリーをブレンドする/テキストを斜めに配置

3章:色彩によるコミュニケーション

・濃淡(明度)の使い分けによるコントラスト

・暖色/寒色の使い分けによる感情への訴え

・写真やKulerなどからのカラーピックによる調和

4章:写真や動画でストーリーを語る

・画像はただの飾りではない。

・画像を選ぶ際は、ある特定の物事にスポットを当てることによって、漠然としたテーマをわかりやすくするように心がける。

(※様々なテクニックが章内で触れられています。)

5章:データを簡素化する

・スライドのシグナル/ノイズ比(SNR)をできるだけ高くする(≒主張したいデータ以外はなるべくなくす)

・情報作成/表示では、シンプルさが特に重要になる

・スライドと文書を混同してはいけない(複雑なデータは配布資料にて。)

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2部|デザインの原則

6章:スペース(余白)を活用する

・コントラスト、際立ちの形成

・視線の誘導

・要点が飛び込んできやすくなる

7章:狙いをはっきりさせ、焦点を絞る

・スライドは看板やポスターなどのグランス・メディアに似ている。必要なのは、1.注目、2.理解、3.記憶である。

・優れたデザインには、優位性の高い要素が存在し、最初にどこを見るべきか知らせてくれる。※人物画像は強いから注意。

・段階的な要素追加や画面遷移などの、メッセージを細分化させた動きを取り入れる。

8章:調和を生み出す

・要素が多すぎたり、多彩すぎたりする場合、スライドは調和の欠けたものになる可能性が高い。

・適切な道しるべの提供によるメッセージの強化(ex.ダニエル・ピンクのスライド例

・反復やグリッドでスムーズに配置を。

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3部|プレゼンテーション向上への道

9章:スライドサンプル

GE|シンプルなタイポグラフィと明白なビジュアル
NOAA|手書きの文字とかすれた縁
パトリック・ニューエル|インパクトの強い写真と黒地の白抜文字
HRVD大学院生|スピーチ内容の補完的図示化
ブリンストンBasler博士|スピーチの名人 メッセージとそれが大事な理由という聴衆が常々抱く疑問への明快な説明
ガイ・カワサキ|テーマ(アイディア)に合ったモチーフ(手書き風)選択の事例のひとつ
アポロアイディア社|SlideShareの世界コンテストでの優勝作品

10章:旅は続く

・「カイゼン」:持続的な向上

・ヒントはどこにでも転がっている

(例.自然の中を散歩するときは、風景のバランス、色、輪郭などに注意を向けるとよい。それは、多くの知見を我々に与えてくれる。
多くの人はこうした要素に少しも注意を払っていない。)

Web >> http://www.presentationzen.com

感想

同じ写真と文字を使用して作られた複数スライドの比較検討などによるテクニックの効果や意図の説明がとてもわかりやすく秀逸です。
豊富なビジュアルと的を得たコピーでスラスラと読めます。

最低限抑えるとしたら、1部|構成要素の2章:タイポグラフィと4章:写真だと思います。

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