知っておきたい保険の雑学

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新版 生命保険はこうして選びなさい

1. 払った保険料は、 もうあなたのものじゃない!

「貯蓄は三角、保険は四角」といいましたが、なぜ「保険は四角」でありえるのでしょうか。それは、私たちが払う保険料は契約者共通の財産となり、個人のものではなくなるからです。死亡や入院など、所定の支払条件を満たした人に、共通の財産から保険金や給付金が支払われるため、たとえ1回分の保険料しか払っていなくても、何千万円もの保険金が受け取れる人がいるのです。

2. 掛け捨て保険は損じゃない

よく「掛け捨て保険は損」などといわれますが、どんな保険であっても掛け捨て部分はあります。保険である以上、掛け捨てのない保険はありえません。どうしても掛け捨てがイヤならば、保険には加入せずに貯蓄に励んだほうがよいでしょう。

ただし、個人の貯蓄でカバーできないほどのリスクであれば、保険ならではのしくみ、つまり助け合いのしくみを利用するのが合理的です。 大切なことは、不安なことを何でも保険で解決しようと考えるのではなく、保険のしくみをキチンと理解して、保険を利用することが合理的なリスクかどうかを見極めることです。

3. 満期保険金やお祝金は保険会社のサービスではない

入っている保険が「保険期間満了時に生きていたら10万円のお祝金が支払われる」という契約内容だった場合、私たちが払う保険料には、死亡保険料だけでなく生存保険料も織り込まれます。

生存保険料の計算は、予定死亡率1%の逆数である99%を用いて行います。1年後に生きている人は、1000人中990人と予測できますから、お祝金に必要な財源は10万円990名=9900万円。それを1000人で負担しますから一人あたり9万9000円。

予定利率2%で割り引くと約9万7000円となります。つまり、お祝金付死亡保険の純保険料は、19万5000円。生きている人にとっては死亡保険料が掛け捨てに、死亡した人にとっては生存保険料が掛け捨てになるというわけです。

新版 生命保険はこうして選びなさい

新版 生命保険はこうして選びなさい

  • ダイヤモンド社+生活設計塾クルー,野田眞,内藤眞弓,深田晶恵,清水香,望月厚子
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