読書を体験に変える読書術

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読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)

本の読みっぱなしは今すぐ止めましょう。「読書を体験に変える」読書指南の良本

読書ノートをつければ読み方が変わる

・抜き書きをする箇所は厳選し、自分の感想は短く深く書く。そのためには読み終わったあと、どのページのどの行を引用して、読書ノートを作るか、書き出す前に考える。
・意味のわからないことは書き写せないので、理解できるまで読み込む。知らないうちに3回ぐらいは読んでいることになる。

読書ノートは「ひと言」でいい

・フォーカスする点は「自分にとって」重要な内容(本の引用)とそこで発生した「自分の考え」(本の感想)

なぜ読書ノートでインストールできるのか

・読む時に読書ノートに引用することを前提としておくことで、読み方が「ぐっとくる箇所」を探す作業になってくるから(サーチ読み)

ねぎま式読書ノートの作り方

・ペンでチェックしておいた箇所のうち、もう一度読んでも「おお」と思うところだけを抜書きし、コメントをつけておく。
・引用と感想を交互に書いていく

象徴的1文を探す

・大事なのは、あくまで「自分の」心が動いたところ
・抜書きするのは「なるほど」でなく「言われてみればそうだ」という箇所にしておくべき
・量が多いと感じたら、厳選して量を減らす。一段落が長過ぎるようなら、その中の1文を抜く。またはその段落の象徴となっているキーフレーズを、キーワードを抜く。
・数ヶ月後に読んだとき、一瞬意味がわからなくて、数秒後にわかるくらいが適当
・同じとことをいろいろな言い回しで言っている箇所のなかで、一番腑に落ちる箇所がベスト。同じ比喩でも将棋に例えているところか、野球に例えているところか、心に響く箇所は人によって違う。

本からオリジナルの思考を得る

・いまの自分の言葉を書いておくことが大事
・なぜ、その文を抜き出したのか、自分の考えを保存しておくことは貴重な資料になる
・著者の言葉と自分の言葉を並列に並べることで、ギャップを感じることができる
・本を読んで得た考えを取りこぼしなくストックしておく
・読書とは「思考のタダ乗り」。ある程度のところまで連れて行ってもらったら、そこから先へ、少しでも自分の頭で考えることが大事になってくる。「★」で感想を書くことは、本を触媒に自分の考えを作り出すための装置

読書を体験化する

・「本にこう書いてあった」というのが「情報の摂取」。「本にこう書いてあったのを私はこう受け取った」「それをきっかけにこう考えた」というのが「読書体験」といえる。
・本の受け売りから自分の考えへの跳躍を生むツールが読書ノート
・読書を「体験」にしておけば、書評やブログの記事、ビジネス文書、会話などいろいろなシーンで生きてくる。必ず何がしかのヒントになってくる。

ブログに書評を書く

・読書ノートで「人為=コク? 本能はコクを求める? そういやグルメは太る」のように書いた当人しかわからない感覚的な言い回しは「人間の作ったコクのある食べ物を前にすると、本能すら狂うのかもしれない。甘いモノやジューシーな食べ物がなければ、人間だって太ることはないのではなかろうか」と軟着陸させる
・ライティングの技術を高めるためにも、「引用」を「自分の感想」と区別しておくようにする
・一般向けの文章の書き方は、本田勝一さんの「日本語の作文技術」などを熟読すれば、ほぼ事足りる

情報を組み合わせてアイデアにする

・「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」(ジェームズ・W・ヤング『アイデアの作り方』)
・組み合わせる情報自体は、だれでもアクセス出来るような普通のもの。というより「既存のもの」でないと誰も理解できない。

感想

読みっぱなしでは本を読む意味はあまり無いとよく言われます。
ある程度本を読み、このことを実感している方なら、すぐに本書を読むべきです。
だらだら読むのは時間がもったいない。読みっぱなしではない読書、そのための方法が「読書を体験化する」ことです。
本書にも書かれていますが、「読書とは「思考のタダ乗り」。ある程度のところまで連れて行ってもらったら、そこから先へ、少しでも自分の頭で考えることが大事になってくる。」これを実践するための手法が得られる本です。
また、「家中に本を置く」というのが紹介されており、実践してみようと思いました。
空間によって、言葉の感じ方を左右するため、家中に本を分散させて置くのがよいというものです。例えば、トイレに詩集を置いておくとか、食卓に食べ物エッセーを置いておくとか。

おすすめの本です。ぜひ手にとって見て下さい。

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shantishanti
僕は100円ノートはつかわずにEvernoteを使っています。

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