グローバリズムに疑問を抱いたらぜひ読みたい一冊。国家の品格

1437viewsYonesuYonesu

このエントリーをはてなブックマークに追加
国家の品格 (新潮新書)

一言でいえば、「日本人」らしさを取り戻そう!という想いのつまった一冊。
アメリカに追随した、合理主義、資本主義の結果が、今の日本を異常にしてしまった。
日本古来の国家の品格を取り戻す事が、問題解決の手段となる。作者はそう主張している。

国家の品格とは、自然に対して跪く、日本独特の繊細で審美的な感性。もののあわれを愛しむ心。
金銭よりも道徳を重んじる武士道精神。卑怯を憎む心。情緒ある田園風景。といった、古来より日本に
存在した価値のこと。しかし、グローバリズムという画一世界に取り込まれてしまった日本は、
それらを失いつつある。アメリカを羨望し、劣等感を抱いている国民こそが、品格なき国家を形成している
とさえいえる。

この本を読んで、日本人であること。大学で日本文学を専攻していた事を、とても誇らしく思えた。
品格ある国家を守るべきエリートの条件として、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、
何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけていて、圧倒的な大局観や総合判断力を
持っていること。と述べている部分は、論理で全てを推し量る人間には、到底理解出来ない考えかも
知れない。自分にとっては、祖国愛を自覚させてくれる素晴らしい考えだった。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く