スティーブ・ジョブズはすごい。

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スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズはすごい。

自分について語るという自伝ではなく、他者がジョブズも含め、ジョブズと関わった人物に丁寧に取材をし、ジョブズに密着して書いた評伝なので、非常に客観的で事実が見えやすいように感じました。
Ⅰが少年時代~アップル設立~アップル追放。
Ⅱがアップル再臨~数々の成功~癌との戦い。
以上のような構成になってます。

読んでわかるのは、ジョブズがすごい人だということです。
プレゼンテーション能力の高さ、イノベーションを起こす力。

だけど、私が一番尊敬すべきだと思ったのは、完璧主義と製品に対する情熱です。
すごいものを作るっていう情熱をすごいものを作り終えたあとも維持して、さらにすごいものを作り出したっていうのは本当に素晴らしいと思います。
すごいものを作ったらそれで満足して燃え尽きてしまうのに、そうじゃなかった。
その情熱が全ての原動力だったっていうのはうらやましい部分です。

そして、完璧主義。
全力で完璧なものを作ろうとすると、途中で疲れてしまったり、完璧じゃない箇所を見つけると途端に嫌になったりしてしまうのに、最後まで完璧を貫いて、しかも商品の発売予定とかそういうものも全部無視して、自分の美学を信じて完璧主義に徹していたというその姿勢もなかなかできることじゃないなと思いました。

それから、これだけ高い能力を持って、数々の成功を導いた人物であるにもかかわらず、一方ではないがしろにしていたりできていなかったりする弱い部分もあって、全てをスマートにこなしてた人じゃないことも書かれています。
できない部分もちゃんとある、血の通った人間だったんだなっていうのにほっとしました。

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