デジタルファブリケーションって何?

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FabLife ―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」 (Make: Japan Books)

1章 ファブライフの始まり

・『パーソナル・ファブリケーション』ー工業の個人化である。
・工作機械をパーソナルに使用できるようになることで、仕事、遊び、学習を再定義する、一種のメディアになって行く状況がある。
・『つくるための知識の交換と共有』である。ネット上でのコミュニケーションは進みつつあるものの、やはり顔の見える物理的な『場』での直接的な経験が必要となる場面は多い。
・ファボラボは、『つくる人』と『使う人』の極端な分断を修正しようとする活動である。
・若いクリエイターたちは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスなどをうまく活用しながら、社会性と経済性を両立するモデルを探っている。
・ウェブサービスと物理的な工房のネットワークがつながりあうことで、企画、設計、生産、流通、販売にまでわたる「ものづくり」の全プロセスが、再編成されていくのだ。
・DIWO(Do It With Others)
・パーソナルファブリケーションとは技術のこのだけではない。そもそも、3Dプリンターもカッティング・マシンも、以前からあった機械なのだ。いま起こっているのは、それを使う主体と舞台の移行、使う目的と意味の再発見、それにともなう文脈の転置と多様化である。

2章 (ほぼ)なんでもつくる方法

・ソフトウェアにせよ、ハードウェアにせよ、ものづくりはスポーツに近く、しばらくやっていないとすぐに腕が落ちてしまう。ことに新しいツールは加速度的に進化するので、つねに自分の技能をアップデートしない限り、技術の進歩についていくことも難しい。
・アイデアが新鮮な間に、その期待感とともに「もの」に外化できることが重要だ。そうなればプロジェクトが走り出す。
・数(ビット)ともの(アトム)が、多様につながっているという原理を知るだけで、世界の見方がまったく変わってくる。
・「CNCミリングマシンの粉塵で粉まみれになりながらプログラミングするような姿、それがこれからの本当に創造的な現場になりつつある」という言葉は、現実のものになってきた。

3章 ファボラボをつくる。

・しかし、パーソナルファブリケーションによって、再び生産の場が家庭に戻ってくる。しかもそれは、歴史的にはまだ一度も実現されたことのない「家内制機械工業」なのである。
・ブラックボックス化したテクノロジーをただ使う個人(ユーザー)では飽き足らない、つくる個人(メイカー)が登場しつつあるのだ。
・デジタルファブリケーションは、「必要なときに、必要な量だけをつくる」仕組みである。
・あるひとつの固定的なハードウェアですべてをカバーするのではなく、基本形をもとに、それぞれのローカルな状況にあわせた多様な派生系や機能拡張系がますます必要となってきている。
・4Rフレームワーク45
 -リユース:再利用
 -リバイス:改変
 -リミックス:再混合
 -リディストリビュート:再配布
・近年、ライセンスに帯する意識は、「既存の何かを保護したり規制したりするためのもの」というより、「何かを促進したり活性化させたりするための潤滑油として制定されるもの」へと変化しつつある。ライセンスも自分たちでつくっていけるのである。

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