本当のベンチャーキャピタリストの物語

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リアル・ストーリー・オブ・ベンチャー・キャピタリスト

第1部 バブル

○シリコンバレー
VCが群れを作っているおかげで、企業家達の資金調達は楽になっている。
1日で多くのVCに会える。

○VCのゴール
企業家を助け、大きな企業に育てること。
①株式を公開する
②他の会社に高値で買い取られる
VCの仕事は、自分の会社が投資してきた企業の生死を自分が決めることもある。

○VCとエンジェル
エンジェルとVCには大きな違いがある。
VCは投資のプロであり、状況が悪化しても企業が
目標を達成できると判断すれば追加の資金援助を厭わない。
パートナーであるため長期間の支援を行い、
会社を成功に導くためにあらゆる手伝いをする。
VCには数百に及ぶ企業の設立に手を貸した実績がある。

エンジェルの投資は立ち上げ時のみが基本。
その後に問題が起きようと見守ってはもらえない。

第二部 人

インターネット以前のエグゼクティブは、
会社の資金繰りに問題がなくある程度成長を続けていれば成功だと考えた。
会社を成功させるには多くの苦労と運と忍耐、そして時間が必要というのが常識。
この考え方は今もシリコンバレーにも受け継がれている。

何がおころうと会社にしがみつくことが常に賢いやり方とは言えない。
しかし、諦めようとして失うものもある。
常に自分に言い聞かせるのだ。「隣の芝生はいつも青いとは限らない」

小さな会社を大きく育てるには、強力なリーダーシップが必要。
経験を積んだCEOの採用する必要性がある。
創業者がこの事実を認めないために、消えていった会社も少なくない。
創業者・投資家・経営者の全員が会社の成功だけを考えること。
個人のエゴの介在は許されない。

第3部 市場

VCは大きな市場を求める。大きな市場は包容力も大きい。
市場さえ大きければ中程度の経営陣や中程度の商品にも大きなチャンスはある。

急成長を遂げる新しい市場ではシェアが命。利益率ではない。

新しい市場、急成長が見込まれる市場に参入しようとするとき、
他社のサクセスストーリーをなぞってみると上手く場合が多い。
自分と似た状況を疑似体験することで、
①市場の可能性を上手く捉える
②自分が出会う困難をあらかじめ学ぶ
といった効果があげられる。

最初の一人は危険な賭け。
背負うリスクの対価として、
莫大な見返りが期待できることがVCが協力する要件。

VC業界の原則
①技術的に可能な商品であること
②生産段階の費用効率が良く、顧提示された価格で購入してくれることが確実な商品
③顧客の声に耳を傾けよ

ひとつの業界に投資家と起業家が群れをなして集まったら、まず観察。
技術と顧客の反応の両面から、市場の可能性を冷静に分析する。

第4部 ビジネスモデル

ビジネスモデルを構築する際の留意点
・どうやって利益をあげるか
・ターゲットの顧客層をどう定めるか
 顧客は商品やサービスにいくら払ってくれるか
・業界における競合相手の状況
・採用するビジネスプランで成功を収めた会社はあるか
 無いとしたらその理由は何か
・業界における価格の動向
・流通経路と業界の経済状況
・会社全体の依存度。他社の商品が必要かどうか
1つでも間違いがあれば、会社は深刻な事態に陥る。

『早くて安くてベター』なビジネスモデル。
過去の成功例を参考にする。コストやパフォーマンスの改善が目標となる。

『まだ見ぬ希望の世界』なビジネスモデル。
明確なビジネスモデルはない。成功までにかかる費用は大きい。
費用の程度は企業が顧客の人気を獲得するスピードにかかっている。

第5部 ベンチャーキャピタリスト

VCはパートナー。協力関係は不可欠。
提携関係をめぐってすべてのリスクを予見し、
自分を守る方策を契約書にすべて盛り込むことは不可能。
契約書で束縛しすぎると得られるものは少なくなる。

○VCへのプレゼンの際の注意事項
・自分への質問は自分で答える
・試作品は本番前にチェックしておくこと
・何を頼みたいか、自分自身で整理しておくこと
・事実を誇張しない

第6部 起業家

○誇大広告は諸刃の剣
3つのデメリット
・巨人を起こす
・批判を呼ぶ
・期待を高めてしまう

大企業とは競争相手でも常に話をすること。
話していないということは、他の誰かが話しをしているということ。

第9部 評価その他

○大きなパイの小さな一切れか、小さなパイの大きな一切れか
株の持分を大きくして小さく成功するより、
株の持分を小さくして大きく成功したほうが儲かる。

○正しい資本構造の構築
株式は4つに分配されないといけない
①創業者を含む現在の経営陣
②現在の投資家・・・家族や友人
③将来の経営陣
④未来の投資家
①~②に株式を多く配分しすぎると、後々苦労することとなる。

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