俺のイタリアンから学ぶ! 競争優位性を作るヒント

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俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方

俺のイタリアンの経営方針

俺の株式会社の経営者坂本孝さんは、ビジネスの戦いに勝つために、「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」の料理人に、常日頃こんなことを言っています。

ビジネスの戦いに勝つ条件は、そのビジネスモデルに「競争優位性」があること。そして、参入障壁が高いことです。事業家として歩んできた人生の中で、この法則を学んできました。

この競争優位性を、飲食業の中で追求しました。行ったことは、一流の料理人が、一流の料理をつくり、かつてないおいしさとリーズナブルな価格で提供し、そしてお客さまに驚くほどに「おいしい!」「安い!」と感じていただくことでした。

ですから「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」が圧倒的な競争優位性を持つために、「原価をじゃぶじゃぶかけろ!」と一流の料理人たちに言っているわけです。

それによって、「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」は、行列の絶えない店に育ち、さまざまな方面から注目をいただくようになりました。

この業態のはじまりは2011年9月、東京・新橋にオープンした「俺のイタリアン」です。コンセプトは高級店で活躍してきた一流の料理人が料理をつくり、高級店の価格の2分の1以下で提供するというものです。

その後、店舗展開をしていくわけですが、15~20坪程度で、いずれも1日3回転以上していて、月商1200万~1900万円という繁盛店ぞろいです。フードメニューの原価率は60%を超えていますが、これを立ち飲みのスタイルにして、客数を回転させることによって、これまでの常識にない数字をつくり上げているのです。シミュレーションでは、原価率が88%であっても利益が出ます。

つべこべ言わずにやろうとした

思い切りがなければ、新業態は怖くてできなかったでしょう。このジャッジの支えになったのは、すべてを借金ではじめるのではないという、少しばかりの精神的な余裕もありました。

企業の意思決定には、ハンドルの遊びは大切だと思います。資金的な余裕が、この遊びにつながるのです。資金的にかつかつとしていては、従来の模倣はもちろん、それ以上のアクションは起こせません。絶対にオンリーワン、ナンバーワンでないと生き残れない世の中なのです。

感想

回転率や原価率、出店戦略など具体的な話が多くてすごく参考になる。そのへんの抽象的なノウハウ本より100倍の価値がある本です。やはり、一線を戦う経営者の本からは学ぶことがたくさんあります。買いの一冊! いや、ビジネスマンは買いましょう!

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