日本文学の本

日本文学の本のまとめ、書評、感想などがわかります。

箱の中の天皇

自分のため以外の何物でもない作品

 先帝の退位のお気持ちと、昭和天皇の人間宣言をキーとして、現行憲法下における天皇とは何なのかを思索している。 生でこの議論をするとあまりにも

くまくまくまくま
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坊っちゃん [kindle版]

夏目漱石『坊っちゃん』|教師になった坊っちゃんの葛藤とは?

『坊っちゃん』は、一から十一章に分かれています。ここでは七章までのあらすじです。一親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている坊っちゃんは、

サイトイサイトイ
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神神の微笑 (青空文庫POD(シニア版))

芥川龍之介独特の解釈で書かれた「日本人論」

 主人公は、布教のため来日して数十年になる宣教師パドレ・オルガンティーノ。 夕暮れ時、京都・南蛮寺の庭に生える様々な樹木を眺めながら、オルガ

本鹿 鋤本鹿 鋤
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こちらあみ子 (ちくま文庫)

小説でしか追体験できない、あみ子の世界

※ネタばれを含みます商業的には、映画化、ドラマ化もしくはアニメ化など、メディアミックスしやすい作品ほど「良い小説」という考え方もできるかもし

nogikonogiko
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落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫)

小山清『落穂拾ひ』 「僕」の日録とは?

きっかけは、ビブリア古書堂の事件手帖でした。作中の登場人物、志田の好きな本として『落穂拾い』は出てきます。<あらすじ>冒頭で、出来れば早く年

サイトイサイトイ
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李陵・山月記 (新潮文庫)

中島敦『山月記』主人公が虎になった理由とは?

唐代の中国に李徴という男がいました。彼は、若くして科挙に合格し地方の役人になるほど頭が良く、そして、とても意志が強い妥協のできない男でした。

サイトイサイトイ
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恩讐の彼方に [kindle版]

『恩讐の彼方に』封建的価値観への批判と、赦しへの過程

  安永三年、江戸の旗本の家で殺人事件が起こります。屋敷の奉公人、市九郎が旗本である主人といさかいの末、主殺しの大罪を犯してしまったのです。

ヨルヨル
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中島敦 (ちくま日本文学 12)

中島敦『文字禍』 そもそも、文字とは何なのか?

毎夜、図書館でひそひそと怪しい声がしている。治世第二十年目のアシュル・バニ・アパル大王は、碩学ナブ・アヘ・エリバ博士に事の真相をについて調べ

サイトイサイトイ
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掌の小説 (新潮文庫)

「傘についてのただこれだけのことで―。」川端康成の体験に基づく純粋な恋愛短編-雨傘-

あらすじ霧のような春雨の降る日。少年の父親の都合で離れることになってしまった少年と少女は写真館へお別れの写真を撮りに行く。一つの雨傘と純粋な

sumiresumire
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谷崎潤一郎フェティシズム小説集 (集英社文庫)

奥深いフェチの世界

谷崎潤一郎のフェティシズムをテーマにした短編集。時には残酷に時にはマゾになる登場人物たちが魅力的。この作品を読んでいるとサドとマゾは表裏一体

さばねこくんさばねこくん
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新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

「だから僕を愛してください」宮沢賢治の恋愛小説-シグナルとシグナレス-

あらすじ舞台はもちろん岩手県。シグナルとシグナレスは現在の東北本線とJR釜石線の遮断器。作中では東北本線が「本線」、JR釜石線は「軽便鉄道」

sumiresumire
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永遠の0 (講談社文庫)

平和を生きる今の若者にこそ読んで欲しい!戦争とは何か。その真実を少しでも知ってほしい

あらすじ「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健

akahana555akahana555
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海うそ

蜃気楼の先にある、たゆたう悠久の記憶

梨木果歩による、新たな物語り―喪失する歴史、ひとの記憶、信仰、自然の美しさ昭和初期、南九州の離島を舞台に、若き人文地理学の研究者が調査に訪れ

coquilleycoquilley
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紺極まる

長野まゆみさんの描く男同士の恋愛はこんなにも潔白で慎み深い

帯紙より「先生は真木のことを好きでしょう。なんとなくそんな気がする。」希(のぞ)んでは不可(いけ)ない。だけどほんとうに欲しいものは――。長

水流苑真智水流苑真智
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漁師の愛人

プリンとフリンと

少年とプリン給食においてレア度が高いプリンの日。その日に限って何故かプリンが盗まれる。目に見えぬ犯人のせいで、給食にありつけない、どころか担

本好きず~みん本好きず~みん
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春の庭

日常生活の中に潜む魅力。

私たちはいかに見落としているか舞台となるのは、取り壊しが決まった世田谷のアパート。主人公の太郎は同じアパートに住む女性、西さんがある家に興味

国中千鶴国中千鶴
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

ただただ、圧巻のラスト

―まだ誰もそのことに気が付いていないだけで、本当の自分には特別な才能があり、誰よりも優れているのだ―と思ったことのある人はいないだろうか。本

oboshimeseoboshimese
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パン屋再襲撃 (文春文庫)

パン屋再襲撃

1987年に刊行された村上春樹の短編小説。村上春樹の特徴を大きく反映しており、平易な文章でかつ複雑な隠喩を用いた小説となっている。「文章はリ

本好き本好き
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想像ラジオ

耳を澄ませば、ラジオがそこから流れている。

ラジオの魅力を再認識する。本を開いた途端にラジオの放送が始まります。想像の中で聴くことのできる想像ラジオ。DJアークの軽快なトークが展開され

国中千鶴国中千鶴
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銀の匙 (小学館文庫)

昔懐かしい日本の情景

某有名漫画と同じタイトルですが、作者が体験した子ども時代のことを書いた自伝的小説です。昔ながらの日本の下町の様子が描かれます。別にその時代を

国中千鶴国中千鶴
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